乳幼児の歯に関してよく聞かれること
公開日:2018/12/26
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は朝は曇りでしたが、現在は雨が降っています。
飛び込みの初診の方が7人いててんてこ舞いです。年末はいつもこうなりますね。
今回は乳幼児の歯に関してよくある質問についてです。
乳幼児期のむし歯は、治療しにくいといわれますが、ムシ歯にならないためには、どうしたらいいでしょうか?
基本は、保護者による仕上げみがきです。
1.夜寝る前には、必ずみがく。食後、歯みがきができないときは、ブクブクうがいをすること。
2.栄養のバランスのとれた食事をとる。
3.規則正しい食生活習慣(だらだらと間食はとらないこと)。
4.かかりつけ歯科医を持ち、定期的に歯科検診をうけること。
ムシ歯になりにくいおやつの与え方を教えてください
甘いものを食べる習慣をつけないためにも、甘いものを口にする年齢をなるべく遅くしましょう。
付け加えるならばせんべいは食べても虫歯になりにくいので甘い物の代わりのおやつとして
私は推奨しております。砂糖が多く含まれている食品やおやつは極力避けるべきです。
むし歯になりにくいおやつの食べ方
1.短い時間で食べる(ダラダラ食べない)
2.おやつを食べる時間をきめる(1日2回など)
<ジュース(イオン飲料、100%ジュース)もおやつの1回と考える>
3.おやつの後、水やお茶を飲む(できれば歯みがきもしましょう)
乳歯の着色が気になります
乳歯の上の前歯に茶色い色が着くことがあります。これは、食べ物の色素などで病気ではありません。
歯みがき剤を使い始めれば、取ることができますので心配しなくてよいでしょう。
どうしても気になるようだったら、歯科医院でも取ることができます。
1歳半健診で開口や反対咬合と指摘されたのですが?
指しゃぶりによる代表的な不正咬合は、奥歯で噛んでいても、上と下の前歯が開いてしまう開口です。
早い時期でしたら、悪習癖を止めるだけであるいは筋訓練だけで治ります。
反対咬合は乳歯の噛み合わせが逆ですが、永久歯も逆になるとは限りません。
いずれも矯正の時期やタイミングが人によってそれぞれ違うので、まずは3歳児健診の時によく歯科医師と相談するようにしましょう。
矯正期間は、歯並びの程度や患者の協力度によっても異なります。
取りはずしのできない装置をつける場合は2~3年かかります。その後も噛み合わせを守るため定期的に通院することになります。
上記に乳幼児の歯に関してよくある質問についてまとめました。
久喜の歯科・歯医者
いしはた歯科クリニック
院長 石幡一樹
2018年12月26日
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