久喜市 いしはた歯科クリニック|小さい子の受け口は様子を見よう

小さい子の受け口は様子を見よう

公開日:2014/12/06

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日初診でお母さんと女の子がいらっしゃいました。お母さんは4歳の女の子が受け口気味であることが
心配だということでした。ということで今日は子供の受け口について書きます。
まず一般的な話について

子供の受け口の原因

上顎よりも下顎が前に出た状態になる受け口は、子供にも見られる症状です。
小さな子供が受け口になるのは、「両親からの遺伝的要因」や「成長過程での顔の歪み」などの原因が挙げられます。

現代の子供の受け口の割合を見ると、3歳の約1割が受け口と推定されています。
これは、顎の骨が小さい状態で産まれたため、正しい歯並びを保つことができず、年齢を重ねるにつれて、受け口になってしまうケースです。
また、日常生活で無意識に行っている癖も、受け口の原因となるケースがあります。

例えば、「頬杖を付く」「食べ物を噛むときに同じ歯ばかり使ってしまう」「寝相によって顔が歪んでしまう」といった些細な癖から受け口になってしまいます。
赤ちゃんの受け口であれば、身体の成長とともに矯正されることもありますが、永久歯に生え変わるタイミングで受け口が改善されていない場合は、専門医に相談してください。
両親や親戚など身内に受け口の人がいなければ、基本的に遺伝の心配はないので経過観察をお願いしています。

子供の受け口の治療開始時期について

乳児の受け口は自然と矯正される場合もあり、3歳児の1割は受け口である報告もあります。
そのため、実際に受け口の治療を始めるのは、6歳前後のタイミングが良いと言われています。
この時期は、永久歯に生え変わるタイミングのため、骨格のバランスを治しやすい時期です。
ただし、受け口の治療は、口の中にマウスピースなどを装着するため、違和感があり、嫌がる子供もいます。
その場合は、治療有無に関わらず、一度専門医を受診し、現状を把握しておきましょう。

人間の上顎は、小学校低学年〜中学年の時期に最も成長(発育)します。下顎は、小学校高学年〜中学校の時期に成長します。
上顎と下顎の成長時期に、成長を阻害しないためにも、小学校低学年の時期を目処に、受け口の治療を始めるのがオススメです。

子供の受け口の矯正治療(骨格的な要因)

子供が受け口になっている原因が、上下の顎のバランスが悪いなど骨格的な要因の場合は、できるだけ早期に歯列矯正治療をしましょう。
早期に受け口の歯列矯正治療を行うことで、上顎の成長を促進、下顎の成長を抑制できるため、顎全体のバランスを整えることができます。

受け口の矯正治療にもいくつか種類があります。
乳歯の場合、睡眠時に「ムーシールド」という矯正装置を装着して治療を行います。
また、上顎前方牽引装置やチンカップなどを用いた治療方法もあります。
まずは、歯科医などで診察を行い、医師と相談して、治療を進めていきましょう。

上記は一般的な話です。
今日の女の子のケースですが、4歳なので全ての歯が乳歯でした。
そしてこの方のご家族には骨格性の反対咬合の方はいないそうです。
ですので前歯と6歳臼歯が生えてくるまでは様子をみましょうとお伝えしました。
これに関しては色々なケースがありますのでこれを読んで不安な親御さんがいらっしゃいましたら是非当院までご相談下さい。

久喜の歯科・歯医者
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院長 石幡一樹

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