かみ癖について|久喜市 いしはた歯科クリニック

かみ癖について

かみ癖とはご飯を食べる時に一発目にかむ位置の癖のことを言います

かみ癖とはご飯を食べる時に一発目にかむ位置の癖のことを言います

かみ癖をどのように調べるかというと、どこの歯科医院にも置いてあるロールワッテという円柱状の綿を患者さんの舌の真ん中に置きます。そしてあまり考えずに奥歯の好きなところでかんでいただきます。患者さんは綿をかんで止める訳ですが、この時にほぼ90%以上の方が必ず症状のある側でこの綿をかみます!この綿をかんだ側をかみ癖側としております。

習慣性咀嚼側とかみ癖は違います

ちなみに他の医院の先生が言っているかみ癖は「習慣性咀嚼側」のことを言っており、当院の言うかみ癖とは異なります!
歯学部の学生は4年生の授業で口を開けるとまず左右の顎のどちらかが作業側、もう一方は平衡側になるということを習います。
ご飯を食べるという行為は、物が入る前の口を開けるところからすでに始まっているわけです。なので口の中には必ず作業側と平衡側があります!この作業側とかみ癖側は同じことを意味しています!口を開ける時に顎の関節に指をあてると、顎関節部の骨が前が移動することがわかります。

バランスを取るための平衡側

物をかむときには下顎をズラす必要があります。あまり下顎のずれないサイドが先ほどから述べている作業側(かみ癖側)となり、大きくズレるサイドがバランスを取るための平衡側となります。

ところが、この作業側(かみ癖側)になった方は奥歯だけ噛もうとし、それが習慣化すると固定化したかみ癖側(作業側)の顎は前に出てこれなくなります。それが下顎の運動障害を引き起こして顎関節症になるわけです。

かみ癖を改善(矯正)

先ほど述べましたが作業側(かみぐせ側)の奥歯でのみ物を食べるということが良くないわけです。顎関節症の方や原因不明の咬合痛(かんだ時の痛み)、歯が浮いた感じがするとおっしゃる患者さんなどに対してこのかみ癖を改善(矯正)するように説明しております!

歯が悪くなるのは虫歯や歯周病だけではありません

当院は他院とは異なり、歯の使い方、噛み方を特に重要視しております

患者さんはほぼ100%の方が食べ物を噛むのは奥歯だと考え、前歯の使い方などの歯の本来の役割についてご存知ないからです。歯は虫歯や歯周病だけで悪くなるわけではありません。食べ物の噛み方で歯に非常に悪影響を与えるとしたらどうでしょうか?当院では出来るだけ歯を悪くしない噛み方や顎の使い方も指導しております。

歯にはそれぞれ役割があります

一度鏡で歯の形を見てみればよくわかりますが、前歯はとがっていますが、奥歯にいくほど平らに近づいていきます。歯にはそれぞれ名前がついており、それぞれ異なった役割があります。

・前歯は本来食べ物をとらえる部分
・犬歯は肉などを切り裂く部分
・小臼歯は切り裂いた物を細かく砕く部分
・大臼歯は物をより細かくすりつぶし、飲み込みやすくする部分

このようにそれぞれ役割が異なっております。
ところが今までに様々な患者さんに伺ってきましたが、
ほぼ100%の方が物をかむのは奥歯(大臼歯)だと考えています。

かみ癖を治さないと奥歯から歯がなくなっていきます

自分は東京医科歯科大学病院の義歯外来(入れ歯の科)にいましたが、歯を失って義歯外来にいらっしゃる方はほぼ確実に大臼歯を失っています。奥歯からなくなってくるのです。

なぜ奥歯から失うかというと奥歯でしか食事をしないためにその負担が増し、結果として力が集中するので歯周病や虫歯になりやすかったり、最悪の場合歯が割れてしまうこともあります。

例えばせんべい、肉、リンゴ、タコなどをいきなり奥歯に持って行って噛みだせば歯の役割に反した使い方になり、本来物をすりつぶす機能しか持たない奥歯には多大な負担がかかってきます。すると歯を支えている骨が減って歯がぐらつき、歯茎が腫れたり、最悪歯が破折して抜歯に至るわけです。

そうなるといかに奥歯より前の歯をうまく使っていくのかという話になってきます。どこで噛むべきかということを説明する歯科医院は少ないですが、いしはた歯科では治療終了後なるべくどの部位でご飯を食べるべきなのかというアドバイスを致します。興味を持たれた方はご質問ください。

関連記事

噛み方が偏ると顎関節症に

顎関節症を知ろう

スマホやストレスが原因?歯列接触癖(TCH)を知っていますか

いしはた歯科クリニック「顎の痛み・顎関節症」記事ページ

 

© 2012 医療法人社団 樹伸会 いしはた歯科クリニック

PAGE TOP